創建1200年記念 総本山善通寺
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本ホームページは、平成18年に実施しました創建1200年祭の行事を掲載しております。すべての行事(一部を除く)が終了しておりますので、お間違いのないようお願いいたします。

記念行事予定


善通寺創建1200年を迎えるにあたり

 真言宗宗祖・弘法大師空海上人は、宝亀五年(774)6月15日、讃岐国多度郡屏風浦、すなわち現在の総本山善通寺の地に、讃岐の豪族である父・佐伯直田公善通卿と、阿刀氏の娘である母・玉寄姫の子として御誕生になられました。弘法大師はその著書『聾瞽指帰』のなかで、「玉藻帰る所の島、樟日を蔽うの浦に住す」と記し、讃岐国の楠が生い茂り陽の光を遮る浦で生まれ育ったことを述べております。善通寺の境内には、樹齢千数百年を数える楠の大樹が、現在も枝葉を広げ、また、境内の西には、香色山・筆山・我拝師山・中山・火上山の五山が、あたかも屏風のように連なることから、当地は古来より「屏風浦」とも称され、その由縁を今に伝えております。「誕生院」の院号が示す通り、弘法大師御誕生の地に建つ善通寺は、京都東寺、紀州高野山とならぶ弘法大師三大霊跡のひとつとして、また、四国八十八ヶ所霊場の第七十五番札所として、人々の篤い信仰をあつめてまいりました。

 善通寺の創建について『多度郡屏風浦善通寺之記』には、唐より帰朝した弘法大師が、父・佐伯善通卿の寄進した四町四方の地に、師である恵果和尚の住した長安・青龍寺を模して建立し、大同二年(807)臘月(陰暦12月)朔日に斧始めを行い、弘仁四年(813)6月15日に落慶し、父・善通卿の名をとって「善通寺」と号したと記されております。日本への真言密教弘通という使命感に駆られ、留学期間を大幅に短縮するという大罪を犯して帰朝された弘法大師が、まず、生まれ故郷の讃岐の地にその根本道場をとの願いをこめて建立された寺院が善通寺なのです。こうして創建された善通寺は、平成18年に、斧始めが行われた大同2年より数えて1200年の節目の年を迎えます。

 この記念すべき年を迎えるにあたり、善通寺では、御影堂屋根瓦の葺き替えを始めとする伽藍整備など、記念事業の準備を進めてまいりました。平成17年3月より平成18年2月にかけては、全国6ヶ所の有名百貨店にて「弘法大師御誕生所・善通寺展―出開帳と四国八十八ヶ所お砂踏み―」を開催し、各地で多くの方々のご好評をいただいております。そして創建より1200年目にあたる平成18年は、4月29日より弘法大師御誕生会の6月15日までの期間を善通寺創建1200年祭とし、記念大法会をはじめとする各種行事を計画しております。

 この度、善通寺創建1200年記念事業を推進するにあたり、1200年の星霜に耐え、今の善通寺の大伽藍があるのも、ひとえに多くの方々が永きにわたって弘法大師に寄せてきた信仰の賜と深く感じ入り、改めてお大師さまへの報恩謝徳の思いを強くいたしております。  本事業の完遂のため、また、善通寺の法灯を永く後世に伝えるため、総本山善通寺一同、総力を結集し、尽力いたす所存でございます。何卒、皆様方の御指導、御高配を賜りますよう、伏してお願い申し上げます。


南無大師遍照金剛 合掌

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