



|
|
弘法大師が誕生した善通寺周辺には個性的な形状の山々が多数散在し特異な景観を呈しています。
善通寺の西側に連なる香色山・筆の山・我拝師山・中山・火上山の五山は「五岳山」と呼ばれ、古くから親しまれ信仰の対象になっていました。この地は古くから文化が栄えた場所で、五岳山の周囲には青銅器埋納遺跡や古墳をはじめ様々な時代の遺跡が数多く残されています。白鳳時代にはこの地を治めていた豪族佐伯氏が、今の善通寺の近くにいち早く寺院を建立しています。宝亀2年(774年)には佐伯氏に弘法大師空海が誕生します。大同2年(807年)には大師が今の伽藍の場所に善通寺を建立し、この寺を中心に町が発展しました。
明治時代には師団が開設されたことにより、鉄道や道路が整備され都市化しました。このため善通寺市の中心市街地には多くの明治建造物が残りますが、今ではその中心に五重塔がそびえる善通寺伽藍が残り独特な景観となっています。さて、本年は弘法大師がこの伽藍の創建してより千二百年の節目であり、これを記念して様々な行事が開催されます。これを機に善通寺市において、五岳にちなみ、弘法大師や善通寺をはじめとして、広く讃岐地域の歴史や文化について学び、これらを後世に伝え、また保存するために「五岳カレッジセミナー」を開催します。
期間は平成18年4月1日から5月28日までの間、15回にわたって開催します。伽藍や五岳山の一部を歩くフィールドワークも実施します。是非ご参加ください。
|